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6/24 前橋CoolFool [独唱パンク前橋編vol3]

ひとまず関係者様お世話になりました、そしてお疲れさまでした!
観に来てくれた方、応援くださった方、ありがとうございました。

【独唱パンク前橋編vol3レポ】

日曜の夕方、そして雨上がり。
前橋の繁華街は人影もまばらでとても静かだった。
いつもなら妖しく声をかけて来るオネーチャンもいなかった。
SATOビルに着いたのは6時前位かな、ギターを抱えて2階へ。
既に会場である前橋CoolFool前に到着していた
独パン主宰であるチバ大三氏に河内伴里氏を紹介され初対面。
そしてその横で既に緊張気味のサトチエさんの姿も。
そのままタバコに火を点け、ゆるーく談笑していると
マスター佐藤アツシ氏到着、リハーサル開始ー。

思えば数年前、初めて渋谷アピアという場所にライヴを観に行った時に
ステージで歌っていたのがチバ大三氏だった。
その奇抜なイデタチと演奏のダークな匂いに不思議と懐かしさの様なモノを
感じ取った事を記憶している。その頃、オレ自身いわゆるアングラ的な
インディペンデントのアーティストの音楽に傾倒しつつ、ライヴ等で模索を
繰り返していた(今もその途中、いや、入り口のつもりだが)。
そんな矢先の1年前の事。地元群馬でチバ氏率いる「独唱パンク」が
行われるという事を知り、情報をくれた古屋サトシと共にCoolFoolへ観戦に。
三上寛氏の演奏は勿論感動したし、チバ氏の演奏も以前に増して数段キレていた。
全てが衝撃的な夜だった、アレはホントに。
オレは自分の演奏を"パンク"と思ったことは無いが、限りなく核というか、
答えに近いものをそこで見せつけられた思いだった。
同時にCoolFoolという店に非常に興味が沸いた。
灯台元暗し、こんなニオイのする場所が近場にあるとは思っても
みなかったからだ。 その後はご周知の通りです、ハイ。

そして1年後、気がつけば自分がここに立ってた、まさに「I stand here」だ。


自分のリハーサルは残響音だけ重点的にチェックして完了、出演順もここで決定。
前回の前橋編Vol.2から東京(遠征)組と群馬地元組を交互に組んでいるようだ、
歌合戦的だけど、「この方が締まるねェ」と、以前佐藤氏が話してた。
ここで大荷物を抱えた"いち"氏が登場、バイクで東京から飛ばして来たという。
(この大荷物の中身が素晴らしい"ご褒美"だったんだけど、それはまた終演後に)
すべてのリハが終わる頃、客席が程よく埋まりだす。
オレは早くビールが飲みたかったが、CoolFoolの夜は長いのである、我慢我慢。
緊張感が顔を出しはじめてしばらくにらめっこして楽しむ。
空気が"らしく"変わった頃、BGMに乗ってチバ氏の挨拶、
独唱パンクvol83 前橋編vol.3 スタートー。


■いち(ex患者)
真っ白な毛皮のコートを纏い、のっけから"何か"が降臨してた。
しかも今、確実に足掴んでヒキズリ降ろしただろっ!? って、そんな感じの降臨。
観ている方も気合いが入る。彼に降臨した"何か"はコートを脱ぎ捨て本編開始。
エレアコをギンギンに歪ませて弾き殴ると思えば、見事なファルセットや
ビブラートを駆使した美声で聴衆をグッと引き寄せる。
教会か?オペラか?パンクか? 観ているうちにそんな事もぶっ飛んでしまった。
ハレルヤもアヴェマリアも高らかに前橋の夜を"いち"色に染めてゆく。
オレには咲き乱れるバラのバックが見えた。
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■サトチエ
打って変って素朴な曲者、サトチエ登場。
初めて演奏を聴いた時、そのナチュラルなネジの飛び加減が絶妙で感激したんだ。
今回独パンにブッキングと伺い、オレ的に(さすがマスター佐藤氏だ)と大納得して
いたんだけど、当のご本人は相当オドオドして返事までに1週間かかったらしい。
そんなオドオドも一旦演奏に入れば一転、そのどこまでも素直な「うた」に
一気に引寄せられてしまう。 一潮氏の「川に住む魚達よ」を演奏、
氏への想いを込めた歌声が時に声を超えた叫びになって響く。
彼女の持つやさしさが会場全体を包み、涙させた。氏に届くのを願うばかりである。
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□飛び入り:ヤケクソイケダマン
歌詞のほとんどが1行 ?!。お笑いと速弾きのプログレバカロック!。
なのにとても文化系な雰囲気を放っている不思議な人だった。
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■チバ大三
自分の準備の為、1曲目を外で聴いていた、このフリからどう来るのか?。
意外にもスローなナンバーでジンワリ始まった。この型破りなステージを83も
(勿論他の活動も)支え続けてきた男の積み重ねられた経験と、厚み、コレに尽きる。
激しく妖しいステージング(「ヌルヌル」と本人談)に意識を奪われてしまいそうだが、
実はその奥に非常に純粋なモンが顔を出していて泣かせる"うた"が多かったりする。
「兄チャン」て曲は弟やってた事がある人なら、もうイタイ記憶に直接訴えかけてくるし。
曲を生み出す段階から半端なく飛び込んだ覚悟が見える。
その後、タイムリーなネタを扱った新曲「ハギシリ王子」~再びスローナンバーと、
緩急をつけながら会場をいつの間にか盛り上げてしまうのは見事だった。
コレ、体験してる人ならお解り頂けると思うのだが、演奏中手拍子など
起こらないのにライヴは客席ごとどんどん熱くなっていく実感、
この世界の不思議だ。
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■アライコウジ
セットリスト: 1.独り~午前惨時 2.オレの顔したおまえじゃないか 3.石に時代をかけた頃
4.ゴールドブレンド398 5.歩け!! 6.カナリア

こんな機会はめったになし、譜面なし、出し惜しみなし、敬意を込めて全曲全力。
正直自分の演奏中は記憶が薄くて、憶えてるのはサブギター鳴らねぇなぁ。ってのと、
何人かのお客さんの顔と、「(これ以上叫んだら)失神するかも、でもイイやっ!イッちまえ!」
ってのを思った事くらい。

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■河内伴理
彼是2年程前、ライヴ音源をネットを通じて聴いた事があった、当時若干20歳の
彼が繰り出す演奏にただひたすら驚き、普段名前を覚えるのが苦手なオレには
珍しく、強烈に"河内伴里"という名が刻まれていた。そしてこの日、目前でソレは
あまりにもあっけなく、更に精度を増して再現されてしまった。
常人が数十年かけてようやく手に入れる「良い」を既に理解して持っているようにも
見える。それでも現在22歳、話せばあまりにも普通(でもないか)の好青年だ。
きっとオトナ達は「これから楽しみ」なんて身勝手な期待を込めて言うのだろう、
だが許せ、というかスマナイ、オレもたぶんそう思う。
客席からは「こりゃぁ帰れなくなっちゃたヨ」とぼやく声も聞こえたほどだ。
一曲ごとに絶賛の拍手、河内氏も手応えを感じながら演奏を楽しんでいたように見えた。
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□飛び入り:アンダーソン
そして終了と思いきや、佐藤氏の粋な計らい?。次回東京で行われる独パンvol.84
に出演が決定しているアンダーソン氏登場。既に県外でも名曲になりつつある
「海がない」を含めた3曲を披露。
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●終演後 マスター佐藤氏と出演者
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最後まで見所満載、熱気ある演奏が続いたこの夜の独パン前橋編vol.3も無事終演。
既に深夜(もはや何時だったのか憶えてない、これが前橋クオリティ)。

打ち上げとばかりに乾杯。そして、いち氏の大荷物が開かれた!。
マスター佐藤氏がこんなに嬉しそうな顔したのは初めて見た。
その中身とは、いち氏入魂の手料理の数々、、ホントに豪華、で、旨い!!
出演者も常連のお客さんもたらふく食べて飲んで濃い音楽話に花が咲く。
途中、イスの上で体育座りで佐藤氏撃沈、これも珍しい光景だ。

結局、お開きは朝7時前位、、か?。遠征組みは佐藤氏宅へ徒歩移動。
オレは近くに宿とってたけど、すぐ朝飯があったりで寝たのは1時間程度。
眠い目をこすり帰宅。

というわけで参加の皆様、お疲れ様でした!!! また会いましょう。


★そしてこのレポを書いているのだが、、、既に6/30の早朝である。
当日ビデオを撮っていて、素人仕事でネット配信用に編集していたら、あっという間に
1週間が過ぎようとしている、なんなんだ? この時間の流れの早さは!!!???
ひょっとしたら独パン誌に使うとの事で、笑 とかは使わない方向で
書いたので少々カタメなのはご容赦を。。

さぁ、次のライヴに向けてまたいきますよー。
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by ko_roughmix | 2007-06-25 23:44 | 音楽のこと

ライヴ告知

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前橋CoolFool 6/24(Sun) pm8:00~

『 独唱パンクvol.83 ~前橋編vol.3~ 』
■チバ大三
■河内伴理
■アライコウジ
■いち(ex患者)
■サトチエ
□飛び入り:ヤケクソイケダマン

前橋Cool Fool サイト

独唱パンク 主宰 チバ大三氏 サイト
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by ko_roughmix | 2007-06-01 20:37 | 音楽のこと